クリックするだけでウイルス感染する広告とは?
スマホをいじっていれば、ウェブサイトに表示されている広告に釣られてクリックしてしまうこともあります。
この広告にウイルスが仕込まれていることがあるのをご存知でしょうか。クリックするだけでそのウイルスに感染してしまうのです。
症状としては、ファイルが開かなくなったりして「このファイルを開くには料金がかかります」などと展開されるのです。これはランサムウェアと呼ばれる2014年頃からの新種のウイルスです。
ウェブサイト上のバナー広告の中には、ウイルス感染による金儲けを目的にしている広告もあるということです。
このウイルスは、バナー広告に存在するAdobe Flash Playerの脆弱性に目を付けたウイルスであることが分かっています。
対策技術も進んでくるとは思われますが、今のところは怪しい広告はクリックしないということに尽きます。その見極めは難しいところがありますので、よほど信頼できるもの以外はクリックしないことでしょう。
また、広告をクリックするとアプリのダウンロードを促す表示が出ることもあります。もちろん、これに従ってもいけません。アプリをダウンロードすることでウイルスに感染させるのが狙いです。
また、ウイルスに感染させておいて、そのウイルスを除去する代わりに金銭を請求されるケースもあります。これもランサムウェアの手口のひとつです。
そもそもランサムとは身代金という意味があり、ウイルスによって画像などの大切なファイルを開かせないようにしておいて、その解除を引き換えに身代金を求めてくるのです。
ただし、身代金を支払ったからといって、相手がウイルスを除去する保証はどこにもありません。
スポンサーリンク
スマホ広告がウイルス感染の経路になるケース関連ページ
- 乗っ取りを確認する方法
- スマホの乗っ取りウイルスを確認する方法をご紹介します。iPhoneとAndroidが乗っ取られているかチェックする手段について掲載。
- 感染をチェックする方法
- 自分のスマホがウイルスに感染しているかどうかをチェックする方法を詳しくお伝えします。
- Wi-Fiからの乗っ取り
- Wi-Fiからスマホがウイルス感染するケースもあります。このページではWi-Fi(無線LAN)からのスマホウイルスや乗っ取り対策についてお伝えします。
- サイトを見ただけで感染
- 特定のWEBサイトを見ただけでウイルスに感染してしまうケースがあります。このタイプのウイルスはiPhoneも注意が必要です。その対策について掲載。
- スマホのアドウェア
- スマホのアドウェアについて詳しくご紹介します。広告を利用してウイルス感染を狙う手口やその対策について掲載。
- 画像の流出対策
- スマホウイルスによる画像の流出を予防する方法をまとめました。アプリやクラウドサービス、メールなどさまざまな対策方法を掲載。
- ウイルスの感染経路
- アプリやメールなどスマホウイルスの主な感染経路について掲載。感染経路を知ることはスマホをウイルスから守るための基礎になります。
- LINEの個人情報流出対策
- LINEで個人情報を流出させないための対策方法をご紹介します。パスコードやパソコンからのアクセスを制限する方法など様々なLINEの個人情報流出対策を掲載。
- ウイルス対策が必要な理由
- アンドロイドのスマートフォンにウイルス対策が必要な理由についてお伝えします。アンドロイドのウイルス感染のリスクなど。
- スマホウイルスの種類
- このページではiPhoneやアンドロイドを狙うスマホウイルスの種類についてご紹介します。バックドアやトロイの木馬など。
- 盗難防止アプリの悪用対策
- スマホの盗難防止アプリを悪用した遠隔操作の対策方法をご紹介します。盗難防止アプリがiPhoneやAndroidで悪用されるケースなど。
- SDカードからの感染対策
- スマホのSDカードからウイルス感染するケースがあります。このページではSDカードからのウイルス感染についてやその対策法をご紹介します。
- パソコンに接続するときの注意点
- スマホをパソコンに接続充電するときのウイルス対策についてお伝えします。Androidスマホのデバックモードやリムーバブルディスクモードなどについて。